HOME > 技能講習会
複線図・組立作業−単位作業のポイントを教えます。
複線図を系統的に理解し、組立作業を効率よく行うために、単位作業のポイントを教えます。
・複線図は、基本パターンを2つ覚えるだけで応用できる!
・ひとつのことを集中してやるだけで組立作業が3〜5分短縮できる!
単位作業では、@配線図から複線図を瞬時に起こすスキルと、 A器具・工具に慣れ、手を速く動かし、時間内に完成させるスキルが必要です。 そして、この2つのスキルを身につけることが合格への近道となります。 第2種電気工事士研究会では、初心者の方がスムーズに短時間にこの2つのスキルを体得できるように、単位作業合格のためのノウハウをお教えしています。
まったく初めての方、また、基礎から始めたい方は、基礎講習(Aコース)・実践講習(Bコース)を通して受講して頂ければ、「時間内に組立作業が完成できる」ようにカリキュラムを組んでおります。
講習の種別・内容は次の通りです。
基礎講習 Aコース
初心者の方・基礎から再度勉強したい方を対象としたコースです。 この基礎講習は、複線図と組立作業の基礎知識の習得を目指します。 技能試験で注意する基本的なこと・組立ての手順など、理解しておくことをこの講習で身につけて下さい。
(A−1)複線図の基礎講習
複線図は、組立作業を行うための指図書(施工図面)です。 単位作業では、、配線図(単線図)から、施工条件などを読み取り → 複線図をおこし → それをもとに組立作業を行います。 したがって複線図には、組立作業に必要なすべての情報を記す必要があるのです。
この講習では、配線図のパターンを分析し、そのパターン毎に複線図を起こす練習から、自分の書いた複線図が条件に合致しているかの調べ方、注意をする点など、初心者の方が複線図を簡単に起こすための基礎知識の習得を目標としています。(講習所要時間 2時間30分前後)
(A−2)組立作業の基礎講習
組立作業では、出題される器具の特性を知り、工具を正しく使うことが必要です。 この講習では、組立作業を行うために、工具の安全な使い方、器具の特性・取り付け方、線材の加工の仕方を実際の道具を使用して体得します。 また、講習の最後に簡単な問題を一緒に作業していき、配線図→複線図→組立作業の流れを経験してもらうことで、どこを重点的に勉強すれば良いかを判断出来るようになります。
尚講習では、減点対象となる重大欠陥や軽欠陥を理解していただき、無駄な減点を防ぐ様、採点の基準も合わせて理解していただきます。(講習所要時間 2時間〜2時間30分)
実線講習 Bコース
Aコースを受けた方、ある程度の知識がある方(複線図を5分以内で起こせる方)を対象としています。 この実践講習は、基礎講習Aコースの補完を目的としていますので、複線図の復習を兼ねて、組立作業を手早く、時間内に行うスキルの習得を目指します。講習は2日間で、内容は次の通りです。)
(B−1) 簡単な回路の組み立て、電線管の取付方および3路スイッチの回路(
(B−2) パイロットランプの回路および応用回路
各講習とも、1日の講習で4〜5題ずつ問題を解いていき、その回路の特性・組み立て方を理解していきます。 (B−1)では、2芯線だけを使用した簡単な回路と電線管の組み立て練習し、次に2,3芯線を使用した簡単な回路の組立作業(3路スイッチの回路)を行います。(B−2)では、B−1より複雑な回路のように少しずつ難しくしていき、最終的には公表問題と同等かそれ以上の問題の組立をしていきます。毎回、修正するポイントを指摘しますので、次回までに少なくとも1回は自宅で練習を行ってください。 その反復繰り返しで、始めは制限時間に出来ない人でも、B−2を終了する頃には完成出来るようになっています。 この講習の目的は、『配線図から複線図を起こし、与えられた線材の種類、色決めをし、器具を取り付け組立作業を完成させる』…この一連の動作がスムーズに出来るようになることです。 (講習所要時間 各5〜6時間 計10〜12時間、問題数10問題前後)
直前講習 Dコース
第2種電気工事士筆記試験免除の方、合格者あるいは合格する実力を持った方で組立作業の経験がある方が対象となります。組立作業がまったく初めての方は、基礎講習から受講お願い致します。
この講習は、その年の実技試験の公表された候補問題を実際に組立てる練習です。 時間内に組立てることはもちろんのこと、きれいに仕上げるにはどのようなスキルを身につけたらよいかなど、その時点で不足しているスキルの習得を目指します。 1回の講習で4〜5題ずつ(講習時間は、1日6時間前後です)、本番の試験と同じ様に行いますので、技能試験前に、単位作業の基本を再確認したい方、注意点をおさらいしたい方に最適の講習です。
今年の公表問題(13題)を2〜3日間で下記のとおり行います。
D−1 : 問題番号 1〜3
D−2 : 問題番号 4〜6
D−3 : 問題番号 7〜9
D−4 : 問題番号 10〜12
Dコース: 問題番号 1−13
尚、直前講習には、指定工具は、必ずお持ちください。 また、器具をお持ちでない方は、この講習に限りお貸しいたします。ご希望の方は基本器具セットの欄をチェックしてください。貸出料は1日に付き500円(3日で1,500円)ですのでご承知おきください。尚、線材・リングスリーブは、支給いたします。
*この直前講習は、組立作業が理解できていませんとこの講習に参加されても何もできずに終わってしまいますので、くれぐれもご注意下さいますようお願いいたします。
講習全般についての注意
1.少人数対応(2〜4名/1講師)で行っておりますが、受講する方の理解度によって講習の時間が30分程度延びることがあります。 時間の余裕をおとりになってご参加ください。
2.基礎および実践講習コースを申し込まれた方は、3ヶ月以内にすべての講習を受講してください。
3.各講習はすべて予約制になっております。(時間厳守をお願い致します)
4.プライベートレッスンをご希望の方、グループでお申し込みご希望の方はご相談ください。
5.基礎コース(A−1)以外の講習は、筆記用具の他に工具および器具類が必要となります。(器具類お持ちでない方は、AB講習は基本器具セットをチェックして頂ければ、ご用意致します。 金額4,000円=講習割引)。ただし、D講習は購入ではなく貸し出しとなります(直前講習の場合は貸出料500円/1日が必要です。)
6.講習代金・講習スケジュールなど変更する場合がありますのでご承知置きください。
7.払い込まれた受講料は、理由のいかんにかかわらず返却できませんのでご承知ください。
8.昼食について : 講習会場付近には食事場所がありませんので、昼食はご持参下さる様お願いします。講習会場内での食事(昼食)はできますが、ごみは各自お持ち帰りいただくことになりますのでご了承下さい
受講費用について
各講習(コース)、講座の受講費用(税込)は、次の通りになっております。<令和6年2月改定>
講習名 | コース名 | 講習費用 |
講習費用 |
講習時間 |
---|---|---|---|---|
基礎講習 | A−1/2 | 各6,000円 | 各6,500円 | 各3時間前後 |
A コース | 12,000円 | 13,000円 | 5〜6時間 | |
実践講習 | Bー1〜2 | 各11,500円 | 各12,000円 | 各5〜6時間 |
B コース | 22,000円 | 23,000円 | 10〜12時間 | |
直前講習 | D−1〜4 | 各8,500円 | 各8,500円 | 各5〜6時間 |
D コース | 33,000円 | 33,000円 | 10〜12時間 |
○基礎講習Aコース・実践講習Bコース計4回(3日間)の講習を、初回に(一度に)お申込の場合は、講習金額の割引をいたします (火〜木 : 2,000円、土 : 3,000円、それぞれ減額します:一括払い割引です*1〜6月および8〜11月の受講に対して適用します)。
○プライベートレッスン(マンツーマン)講習をご希望の方は、1回毎(1日)の講習金額に10,000円加算で受講できます(講習設定日以外の日)。但し、直前講習は除きます。
講習開催日
2〜3月は、原則として平日が火〜木曜日の内1日、土〜日の内1日開催いたします。水曜日と土曜日に講習日をとっていますが、ご都合の良い日を選んでご連絡ください。講習時間についてもご相談ください。
受講お申込について
○受講のお申込は,下記 講習お申込フォームからお願い致します。
○受講費用のお支払は銀行振り込みでお願いいたします。 :
・お申込受付け後、振込先などご連絡いたします。指定日までに全額お振込みください。
・受講日まで1週間を切っている場合はこの限りではありませんので、お問い合わせください。
○講習会場 :
・原則として弊社自宅事務所(東急大井町線尾山台駅より徒歩15分)で行います。
・人数が多くなる場合は、中目黒駅(東急東横線・営団日比谷線)周辺または近隣施設で行いますが、
施設の予約が取れない場合はこの限りではありません。
○問い合わせ先 : 第2種電気工事士研究会
TEL&FAX 050−3030−7172
メールアドレス : rhm57322☆biglobe.ne.jp(☆→@)
○電話にてお問い合わせの場合は、事前にメールにて確認お願い致します。折り返し都合の良い日時をご連絡差上げます。
技能講習会申し込みフォーム
技能講習参加ご希望の方は、下記フォームに必要事項を記入の上、送信ください。折り返し講習受付のメールを返信いたします。